ボードゲーム
実況動画の作り方
グルーム・ヘイヴンで16本制作した実体験から学ぶ、
AI活用・実写撮影・動画制作の全工程をご紹介します。
プロローグ
令和のイチオシはグルーム・ヘイヴン
どんなゲーム?
箱が大きいことでも有名なシリーズ。
最小の箱 Jaws of the Lion でも
クリアに
1年以上
かかりました。
プレイ人数
本来は4人用ですが、
5人
でプレイ。
社会人だと集まるのも大変です。
制作実績
プレイ動画はなんと
16本
。AIで
カット映像もバッチリ仕上げました。
撮影
実写撮影の基本
📱
撮影機材
iPadで撮影。
カメラを近づけて大写しにするため、タブレットが最適です。
📸
撮影枚数
半日で
500枚以上
を撮影。
Live Photo(写真+前後2秒の動画)を活用します。
🎬
映像構成
9割が実写、残りはAI映像や補足スライド。
解説キャラは3Dアバター、音声はAI合成です。
撮影
ズレを防ぐ撮影のコツ
プレイしながら撮影するため、写真のズレやパースの変化が課題です。3つの工夫で対応します。
フレームの目当てを決める
撮影前にボードがどこまでフレーム内に収まるかを確認しておきます。
同じ椅子に座ったまま撮影
俯瞰ショットだけ立ってまとめて連続撮影。基本は着席のままで。
見せ場は宣言して一時停止
重要なシーンはプレイを止めてもらい、確実に撮影します。
制作フロー
動画制作の全体像
通例、完成尺1分あたり
3時間以上
かかるが、AI活用で2年前より大幅に短縮(1~2時間)。しかし手作業は依然として多い。
STEP 1
撮影した実写Live PhotoをPCに移行
なぜ急ぐ?
iPadにバックアップなし。iCloudは5GBしかなく、4K写真500枚には容量不足。
移行方法
Live PhotoはUSBでは移行不可。
iCloud同期→PCダウンロード
→iCloud消去を
3〜4回
繰り返す。
所要時間
手作業で約
3時間
。
プレイ翌日までには完了させます。
STEP 2
ストーリーを考え、ナレーション作成
1
プレイ分析
写真を前から順に確認し、
見どころ(ヤマ場)を特定。
勝ち確定後は動画終了、
敵ターンは大幅省略します。
2
ナレーション脚本作成
全写真を目視確認し、
脚本を書き起こします。
ゲーム用語・カード名は
正確に転記。
1〜2日
かかります。
3
カットイン映像をAI生成
写真が繋がらない部分・
山場シーンだけは先に、
画像AI・動画AIで
1本あたり
数分
程度で、
サクッと作成します。
STEP 2 続き
ナレーションの音声合成
使用ツール
Google Gemini 2.5 Pro Preview TTS
。3.1より2.5の方が安定していました。
よくある問題
漢字の読み間違え、話者の入れ替わり、数十行単位の読み飛ばしが多発します。
修正方法
間違えた部分のみ差分を再生成。
漢字をカタカナに直す等。
最低3回
は繰り返します。
所要時間
日本語の読み上げは、直しを含めると約
2時間
。英語だと、ゼロ〜1回で済みます。
STEP 3
動画編集のポイント3選
1
実写映像の位置合わせ
ズレた実写映像が繋がるよう調整。映像を半透明にして重ね合わせ。
本番採用する映像(500枚中130枚)を処理します。
2
カットイン映像の追加
見せ場・メタ発言シーンをAI生成。
実写映像の位置合わせが難しい部分もカットインで埋めます。
3
キャラ立ち絵の追加
プレイヤー5人+敵の区別に、立ち絵を用意。解説キャラは、リップシンク対応の動画クリップです。
STEP 4 / エピローグ
YouTubeアップロードと英語対応
🌏
英語版を作る理由
グルーム・ヘイヴンは世界中で人気ですが、日本のプレイ人口は少なめ。英語音声でアップすると字幕・音声が高精度になり、多言語対応の質が上がります。
⏱
英語対応のコツ
日本語音声での編集時に、クリップの前後
3秒に隙間
を空けておく(英語音声は長くなったり、語順が変わるため)
ゲーム用語の
日英対応表
をAIに渡して翻訳精度を上げる
英語の精度は高く、翻訳+音声生成で
1〜2時間
で完了
Made with